
備えの大切さ
お盆期間に1歳半になった息子と川遊びをしていたら、うっかり携帯を落としてしまいデータが全滅してしまった草場です。家族との時間はかけがえのないものですが、スマホの中に詰まっていた写真や仕事のメモが一瞬で消えてしまい、バックアップなど何もしていなかったので、改めて「備えの大切さ」を痛感しました。
これは不動産の世界でも同じで、しっかりとした準備と冷静な判断が必要だと感じます。
さて、お盆が明けてもなかなか買取できる物件が出てこず、厳しい市況が続いています。福岡市とその周辺は依然として人気ですが、価格は高止まりし、利回りは以前ほど期待できない状況です。特に融資面では金融機関が慎重になっており、購入を検討されるお客様にとっては資金調達のハードルが上がっています。
一方で、円安の影響もあり、海外投資家からの資金流入が見られます。そのため、市場には買い手が一定数いるものの、競争が激しく地元の投資家にとっては難しい局面です。ただ、売却をお考えのお客様にとっては、この海外マネーの動きが追い風となり想定以上の価格での取引につながる可能性もあります。
私たち買取担当の役割は、このような変動の大きい市場の中でお客様の大切な資産をどう守り、どう活かしていけるかを一緒に考えることです。物件をそのまま売るのか、リノベーションして再販価値を高めるのか、それぞれの状況に応じて最適な選択肢を提案させていただきます。
今は「厳しいけれど工夫次第でチャンスがある」局面です。もし物件の売却や活用に迷われている方がいらっしゃれば、ぜひお気軽にご相談ください。