
国交省のガイドラインに関して思うこと
みなさまこんにちは!!
長男のバスケットボールの部活動の応援が忙しく釣りに行けていないソソグー釣り部幽霊部長の松山です!
先日、ついに仮入部してくれたメンバーと夜焚きのイカ釣りに行ったのですが、船酔いが酷く中盤までダウンしてしまいました!泣(でも釣果は上々)
懲りずにまだまだメンバーは募集中ですのでお気軽にお声かけくださいませ!笑
さて、不動産管理の仕事をしていると、必ずといっていいほど登場するのが「国土交通省のガイドライン」です。
特に退去時の原状回復に関するガイドラインは、オーナー様とのやり取りや入居者様への説明の際に欠かせない基準のひとつになっています。
ただ、現場で実際に対応している立場からすると、ガイドラインはあくまで「目安」であって、すべてのケースを完全に網羅できるものではありません。
建物の築年数、地域性、入居者様の生活スタイルなど、同じ「クロスの汚れ」でも状況は千差万別です。
ガイドラインに沿えば大きなトラブルは避けられることが多いのですが、一方でオーナー様からすれば「実際の損耗より負担が軽すぎるのでは?」と感じられることもありますし、入居者様からは「ガイドラインを超えた請求はおかしい」と反論されることもあります。
結局、最終的に大事なのは合意形成だと日々感じております。
私自身はガイドラインを「共通の土台」として使いながらも、現場の事情をしっかり説明して、双方に納得してもらえる着地点を探すようにしています。
それは、まるで釣りでいう「駆け引き」に似ているなと思うことがあります。
魚に対してただマニュアル通りの仕掛けを投げても釣れない。
潮や風の流れを読み、その日の状況に合わせてアレンジしてこそ釣果につながる。
管理の現場でも、ガイドラインという基準を押さえつつ、柔軟な対応力が求められるのだと思います。
これからも国交省のガイドラインは改訂や見直しがあるでしょう。
時代や生活様式が変われば、それに合わせてルールも変わっていくのは当然です。
ただ、その一方で「机上の理屈」と「現場のリアル」の間には必ずギャップがある。そのギャップを埋めるのが、我々管理会社の役割だと感じています。
今日もまた一つ一つの現場で答えを探しながら、釣り竿を握るように粘り強く対応していきたいと思います!笑