融資が通れば・・・。

こんにちは、売買部の草場です。
最近は金融機関の融資審査がかなり厳しくなってきていて、不動産投資を検討されているお客様から「自己資金を多めに求められるようになった」「思っていたよりも融資が通りにくくて、なかなか前に進めない」といったご相談をいただく機会が本当に増えています。
特に、郊外エリアにある築年数の古いアパートやマンションは、以前に比べてかなり動きが鈍くなってきており、「物件自体は魅力的なんだけど、融資の見通しが立たないから購入を見送らざるを得ない」といったケースが目立ってきました。

こうした状況もあって、私たち仕入れ担当としても、これまでのように「良い物件だから仕入れる」というだけでは通用しづらくなってきているのを感じています。
今は再販時に、お客様が融資も含めて現実的に検討しやすい条件であるかどうかをしっかり見据えたうえで、物件を選定していくことが求められています。

具体的には、物件価格の設定や立地、建物の状態はもちろんのこと、金融機関の評価や融資条件も含めて、なるべくスムーズに融資審査を通しやすくなるような要素を重視して仕入れを行っています。
また、場合によってはリフォーム提案を加えるなどして、購入後の収支計画が立てやすくなるようなご提案も意識しています。
たとえば、空室リスクを下げるためのリフォームや、利回り改善に繋がるアイデアなど、お客様の投資が現実的なものになるよう、できる限りの工夫を凝らしてお届けしています。

今後はさらに一歩踏み込んで、少しでも融資が通りやすくなるような販売計画の立て方や、提携している金融機関との関係強化にも力を入れていく予定です。
物件選びだけでなく、「融資が組めるかどうか」「キャッシュフローがしっかり回るかどうか」まで考慮したうえで、より多くのお客様にとって現実的かつ前向きにご検討いただける選択肢をご用意できるよう、引き続き取り組んでまいります。

kusaba

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